●ライブレポート
●ビデオメッセージ
●インタビュー
●PV(プロモーションビデオ)
●バイオグラフィー
デトロイト出身の4人組。すでに海外ではFOO FIGHTERSのオープニングを務めるなど、早くも注目を集める実力派!!!
というのもバンドメンバーは元THE FAGSヴォーカル&ギターのJohn Speck、元THE SUICIDE MACHINESのドラマーRyan Vandeberqhe、元THE SUICIDE MACHINESのベースRich Tschirhart、GRANDE NATIONALSのギタリストTony Vegasという強力布陣!!!
その切れ味鋭く、メロディアスなソングライティングとガッツ溢れる演奏が生み出す新鮮かつ爽快なサウンドは聴く人の胸にストレートに響く!
2008年のシーンでHiFi手榴弾が炸裂すること間違いなし!!
●ライブレポート (FOO FIGHTERS TOUR 4/13 at 幕張メッセ)
ライブ前日にメンバーにインタビューをしてきたのだが、日本に訪れたのも初めての体験ということだった。音楽に対してとても熱心で、愛情に溢れるナイスガイという感じで、とても好感を持てた。メンバーは元SUICIDE MACHINES、THE FAGSというバンドを経ており、長年音楽活動をしてきたベテラン揃い。アルバム「Carry On」の日本盤リリースも間近に迫り、今回FOO FIGHTERSのサポート・アクトという大役に大抜擢され、日本では正真正銘初めてのライブということになるので、ここでがっちり日本のオーディエンスを付けたいところだろう。
彼らの音楽性は、パワーポップを経たメロディックパンクという印象。計算されたフックが満載の曲ばかりなので、特に日本では好まれる音楽だと思う。ただ今回のライブに関して言えば、FOO FIGHTERSの熱心なファンというのは、どちらかといえば彼らのようなメロディクパンクに日頃から親しんでいる人より、オルタナティブを通過した硬派なロックを聴いている人の割合の方が多いのではないかと思う。周りを見渡しても年齢層は若干高め。果たしてHiFi HANDGRENADESはFOO FIGHTERを見に来た観客の心をしっかり掴むことが出来るのだろうか!?興奮が高まる。この日の幕張メッセは、今まで見たことがない位の長蛇の列が出来ており、彼らのライブが始まってからも列が続いていた。ちょっと残念だったが、それだけFOO FIGHTERSというのはビッグなバンドなのだから仕方がないのかな。
照明が暗転する前からライブはスタート。ベテランらしい安定した演奏力で一気に畳み掛けていく。精一杯の演奏で少しずつフロアが暖まっていくのを感じた。オーディエンスは彼らに対して曲が終わる度に拍手を送っていた。しかし、まだまだメンバーの緊張が後方まで伝わってくる。不思議なもので、あんなに大きな会場で、メンバーの顔は豆粒くらいにしか見えていなくても、ちょっとしたテンションの揺れって明らかに伝わってくるのだ。状況はシビアといっていいだろう。しかし「Stupid」ではオーディエンスが「Hou!Hou!」と掛け合いに応じ、今までよりも純粋に楽しげな手拍子が起こった。ギターの音はいい感じで印象的に聴こえてきているし、このまま一気に巻き返してほしい!
「Smiling Judas」は個人的なフェイバリットソングでもあるのだが、この日一番映えていたと思う。更にTHE DECENDENTSのカヴァーで「おおっ!」という声も少なからず聞こえてきた。ラストはアルバムのタイトルナンバー「Carry On」で、暖かく大きな拍手の中、終了した。おそらく、彼らは本来の力を発揮しきれていなかったのではないかと思うし、アウェーの国の大舞台に立つには少し早かったのかもしれない。しかし、大健闘!大喝采!とはいかないまでも、彼らのストレートでエネルギッシュなサウンドと、誠実でピュアなヴァイヴに魅かれた人は少なくないはずだ。アルバムがリリースされ、彼らの名前が広まってきてからが勝負だろう。今後も注目してます!
Reported by KAORU
インタビュー: John Speck(Vo&Gt)
―初めまして!激ロックと申します。今日はインタビュー宜しくお願いします。
日本はいかがですか?どこかに観光などは行きましたか?
J:昨日来たばっかりだからまだどこにも行ってないんだけど、ちょっと見た感じだと渋谷は凄くかっこいい町だし、日本人はスタイリッシュだよね。実は日本に来たのは初めてなんだけど、夢のようだよ。
―これから行きたい場所などはありますか?
J:ギターショップに行きたいね!あと靴を買いに行きたいな。
T:具体的にどこに行きたいっていうのはないんだけど、とにかく日本の町の姿をたくさん見たいね。
―いつまでいる予定?
T:土曜日までいる予定だよ。
―楽しんでください!ではアルバムのことを聞かせてください。
「Carry On」を聞かせていただきました。フック満載でメロディーが覚えやすく、疾走感に溢れていて、尚且つピュアで、バンドの信念を感じさせるサウンドでした。
アルバムが発売されるにあたって、今どんな心境ですか?
J:バンドのファーストステージをうまく捉えた作品だと思うよ。僕達の強みであるメロディーがうまく強調できたんじゃないかと思う。
はっきり言ってこのアルバムを作るのは大変だったよ。予算も時間も凄く限られていたからね。そういう制限があった中でいい作品が出来たと思うし、誇りに思ってるよ。このアルバムを作る過程で色んなことを学んだから、早く次のアルバムに取り掛かりたくて仕方ないんだよね。
T:正にその通りだね!
J:トニーはシャイだからあんまり自分でこういうこと言わないんだけど、このアルバムを作るにあたってトニーは物凄い力を注いでくれたんだよね。殆どミックスエンジニアと言っていいくらいミックスに関わったし、レコーディングはロスでやったんだけど、デトロイトに戻っていくつか音を足したりする作業があったんだ。それで、トニーは以前にテレビコマーシャルの音を作るスタジオで働いてたんだけど、そのスタジオが閉まった後に俺たちがそこを借りて、色々と手直しの作業をやらせてもらうことが出来たんだ。それもトニーのおかげだからね。彼は秘密兵器なんだ!(笑)
デビュー EP
HiFi Handgrenades
2008.03.26 Release!!
スペシャル・プライス 1050円(税込)
メロディックにして痛快、スピード感溢れるパワー・ポップ・パンクの決定版、ハイファイ・ハンドグレネイズのデビューEP!!!
日本初来日公演に向けてEPを聴きこんで参戦だ!!!
1st アルバム
Carry on
2008.04.23 Release!!
スペシャル・プライス 1995円(税込)
もしかして全曲キラートラック!?
どアタマから洪水のように流れ出すメロディーを疾走感溢れるビートが突き抜けて行く!
一度聴き始めたら全曲を再生し終わるまでストップボタンを押すことはできない!
まさに手榴弾が炸裂した奇跡的なデビューアルバム!!!